flower


体の奥に潜む 誰かの悲しい笑顔

涙の中で光る 美しい思い出とか


しゃがれた声で叫ぶ 誰かの叶わぬ願い

虹になって架かるまで あとどれぐらい


答えのないものは必要ない そう言って

この想いも奪っていくの?


君が教えてくれた光と音があったから

闇の中だって前に進めたんだ

「思い出に変わるのが悲しいんだ」

って泣きながら

「君に全部あげるよ」

って笑ったんだ


くだらない毎日を君が終わらせてよ

ありがとう これで本当に最後だから


たった一つの罪を犯して

僕は綺麗な花になって

いつか君の手に渡って

散ってしまいたいんだ


君があの日置いていった

言葉と夏の暑ささえ

涙が出る程に愛おしいんだ

絶望も悲しみも憂鬱も全部抱きしめて

僕のこと前よりちょっと愛せるように


いつまでこんなこと繰り返すべきなのか

馬鹿な頭ではわからない

いつまで?

いつまでも


君が教えてくれた光と音があったから

闇の中だって前に進めたんだ

「思い出に変わるのが悲しいんだ」

って泣きながら

「君に全部あげるよ」

って笑ったんだ